愛馬チャーミングシチー 第19戦


前走好走からまたまた京都に出走。

10月18日 京都5R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦は、

4着/15番人気!!

あっと驚く激走!!まさに嬉しい誤算!!

レース回顧と時計の分析、

レース後の太宰啓介騎手のコメントと専門誌の評価を掲載。

(2009年10月19日完結)

2009年10月14日立ち上げ

●チャーミングシチーの追い切り情報(10月14日作成)

前走前 9月19日 栗東坂路 良馬場 一杯
1回
助手
4F 55.0
3F 39.8
2F 25.7
1F 12.8



10月14日 栗東坂路 良馬場 一杯
1回
助手
4F 55.3
3F 39.8
2F 26.1
1F 13.6

 10月14日、18日の出走に向けての最終追い切りですが、いつも通りのチャーミングシチーですね。まさに前走並みといったところですが、前走に引き続き一杯に追えているのは好印象です。
 ただ、多少の上がり目はあってもガラリ一変ということはなさそうです。私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。

●気になる出馬想定表

出馬想定表 10月18日 京都5R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦 全21頭
馬名 前走騎手 前走 過去着順 追い切り
ウォーターリメイン
エストレーラ
オースミマコ
カスガ
キクノセンヒメ
クリノソーニャ
クルンプホルツ
コパノマイタネ
スティールシャーク
スマートパレス
チャーミングシチー
トゥザハッスル
ドレッシー
パールグレイピアス
ヒミノプリンセス
ホクトスワン
マルフクギガ
ミコノス
ワンダースル
ワンダープリマ
ヴァリアントレディ

フルゲート16頭のところに21頭が出馬想定されています。我らが愛馬チャーミングシチーは出走間隔が短く除外される可能性が濃厚です。

これ以降は10月15日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 10月18日 京都5R 500万下 ダート1800m 牝馬限定戦 全21頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴァリアントレディ 和田竜二  8/02 500万 札幌ダ1700 13
エストレーラ 小牧太  9/26 未勝利 阪神ダ1800 11 11
カスガ 武豊 10/03 500万 阪神ダ1800 11
キクノセンヒメ 飯田祐史  5/30 500万 中京ダ1700 11
クリノソーニャ 荻野琢真  9/26 500万 新潟ダ1800
クルンプホルツ 川田将雅  9/26 500万 新潟ダ1800 11
コパノマイタネ 国分恭介  7/18 500万 札幌ダ2400
サウスエンピリカル 船曳文士  7/11 500万 札幌ダ1000 10
スティールシャーク 松山弘平  9/26 500万 新潟ダ1800 12
スマートパレス 岩田康誠  9/05 500万 札幌ダ1700 11
チャーミングシチー 太宰啓介  9/24 交流 笠松ダ1800 11 15 11 13
パールグレイピアス 松岡正海  5/23 500万 中京ダ1700 17 13
ヒミノプリンセス 幸英明  1/10 500万 京都ダ1800 11 14
ホクトスワン 藤岡佑介 10/03 500万 阪神ダ1800
ミコノス 田中健 10/03 500万 阪神ダ1800
ワンダースル 野元昭嘉  9/27 500万 阪神ダ1800 10

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり。

●京都ダ1800mコース解説

 スタート地点はスタンド前の直線半ば付近。1コーナーまでの距離は約280m。1コーナーに入るまでの位置取りが非常に重要で、ここで外を回らされると厳しい。1コーナーに入るまでに隊列が落ち着きやすく、縦長にはならないので、外枠を引いた馬(特に逃げ・先行馬)は不利だ。逆に1枠の逃げ・先行馬が最もベスト。単純に1枠の連対率は約20パーセントある。その他の枠は15パーセント以下。
 基本的には逃げ・先行馬が有利だが、展開や馬場状態次第では向正面で激しくレースが動くことも。ペースが速くなれば当然、差し馬にもチャンスが出てくるが、逆に遅すぎると外からマクられる。
 先頭、2番手で最後の直線に入った馬が、そのまま残りやすい。
 1800m好走馬も血統面で特徴があり、ブライアンズタイムやサンデーサイレンス、バブルガムフェローといったヘイルトゥーリーズン系が非常に強い。
有利な枠順 1枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント 枠順、種牡馬
種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、ジェイドロバリー
連対騎手ベスト 武豊、ペリエ、安藤勝己、武幸四郎、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳未勝利 1分55秒6 1分53秒4
3歳新馬 1分56秒3 1分55秒8 1分54秒5 1分54秒9
3歳未勝利 1分55秒4 1分54秒7 1分53秒7 1分54秒0
3歳500万 1分54秒1 1分53秒4 1分52秒2 1分52秒3
古馬500万 1分53秒6 1分53秒0 1分52秒4 1分52秒0
古馬1000万 1分52秒5 1分52秒1 1分50秒9 1分51秒5
古馬1600万 1分51秒2 1分51秒3 1分50秒2 1分50秒7
古馬オープン 1分51秒1 1分51秒0 1分49秒9 1分49秒1

これ以降は10月17日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「上位拮抗」


予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬
キクノセンヒメ
コパノマイタネ
ヴァリアントレディ
チャーミングシチー
ワンダースル △△ △△
ミコノス
スティールシャーク
クリノソーニャ
カスガ △△
パールグレイピアス
スマートパルス
クルンプホルツ
二重△は△△で処理
あとは無印

 こんなに印が割れているのに、チャーミングシチーは無印ですぅ。仕方ないですね。


予想オッズ
馬名 予想オッズ
ミコノス 3.2
スマートパルス 3.5
カスガ 5.0
ワンダースル 7.9
クルンプホルツ 16.5
中略
ヒミノプリンセス 34.5
チャーミングシチー 44.7
サウスエンピリカル 50倍以上
以下15倍以上省略

 
愛馬チャーミングシチーは要するに15番人気予想です。


スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
チャーミングシチー 73 64 49 56


デイリー馬三郎

予想印

◎ カスガ
○ スマートパルス
▲ ミコノス

以下省略

 チャーミングシチーはもちろん、無印

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

チャーミングシチー(4着)

 「勝つことはできませんでしたが、レース内容に良化が見れました。次走については状態を見て決めます」(清水出美調教師・友駿ホースクラブHP)

●各陣営のコメント

チャーミングシチー

 「持ち時計がないので中央場所だとワンパンチ足りない。出来は悪くないが一変は難しい。」(松水助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 何が勝つとか、そんなのは予想する必要もありません。愛馬チャーミングシチーがどうなのかですが、牝馬限定戦とはいえ、このクラスで成績の良い馬が多く、常識的には15着前後でしょう。私個人もそのあたりだと思います。

 もし、思いがけない好走を演じたら、次の2点だと思います。

 1.追い切りの動きはいつもと変わらないものの、しっかりと一杯に追われていて、調子は良さそう。
 2.京都ダート1800mの持ち時計は1分51秒台と、脚抜きのいい馬場ながら、かなりの時計を持っており、案外時計勝負にも対応できるかも。


 ・・・というように、若干の加点要素もあるのですが、やはり中央の500万クラスでは勝ち負けに絡んだこともなく、強気になれるわけがございません。


 なお、明日は仕事ですので、現地で応援することはできません。少しでも頑張れチャーミングシチー!!

これ以降は10月19日に作成

●レース 

 チャーミングシチーのスタートはまずまずで、1つ内側のヴァリアントレディが好スタートを切ります。その後無理をして前には行かず、馬なりで中団9番手の内側を追走します。

 ハナは2番人気で岩田康誠騎手騎乗のスマートパルス、2番手は5番人気のスティールシャーク、3番手に好スタートを切ったヴァリアントレディという隊列になります。

 私は今回のレースの結果は先に携帯で知って、後ほど映像を確認していますので最後がどうなるかは知っているのですが、ライブで見ていれば、そのまま岩田康誠騎手が勝つのかな?と思っていたでしょう。

 1コーナーあたりで、前の集団と後ろの集団の間に大きな差が開き、チャーミングシチーは後ろの集団の一番先頭のラチ沿いを追走します。ここが1つのポイントで、横山典弘騎手(あーあ懐かしい・・・)が騎乗して優勝したレースでは、上手く道中前が開き、あまり砂を被らずに追走することができました。今回も全く同じ状況で、この道中楽に追走できたことが最後まで失速せずにジリジリと伸びることができた最大の要因と考えます。

 レース全体の大きなポイントは、道中ハイペースにもかかわらず、向正面でマクって上がってきた国分恭介騎手騎乗のコパノタイマネで、これがペースを大きく乱します。
 3番人気の武豊騎手騎乗で愛馬エスポワールシチーと同じ安達昭夫厩舎のカスガは早い段階で外から来られたことによりやむを得ずペースを上げて最後は失速。コパノタイマネはそのまま一気にハナまで行くのかと思いきや、5番手あたりまで来た時点で脚色が鈍り失速。

 先団で7、8頭固まっていた集団も激しい突きあいの結果、直線では次々に失速。後方集団の台頭を許すことになります。勝った馬は道中は後ろから2番手を追走。2着馬も道中7番手追走でした。

 我らが愛馬チャーミングシチーは3コーナーでは前に強大な壁ができ、出るところはあるのかと心配されましたが、チャーミングシチーのすぐ前にいて、結果3着に来たクリノソーニャがしっかりと抜け出したため進路が開き、ジリ脚ながら最後までバテずに4着入線!!超久々に中央の掲示板に上がるとともに、次走への優先出走権を確保しました。

京都競馬歴代4位の509万円出る!

 このレースでは3連単が京都競馬では歴代4位(JRA歴代18位)となる高配当の509万5650円もの配当がつきました。これは全3360通り中2616番人気で的中票数は19票というものです。

 1着のホクトスワンは9番人気2着のヒミノプリンセスは14番人気3着のクリノソーニャは12番人気でした。ちなみにこの次の4着は我らが愛馬チャーミングシチー15番人気でした。

 まさに人気馬総崩れ状態。4着の15番人気チャーミングシチーが馬券に絡もうものなら、もっと凄いことになっていたはずです。だって、このレース、熱心な我々保護者でも愛馬の馬券は怖くて買えない状況でしたから・・・。

●時計の評価

 今回のチャーミングシチーの走破時計1分53秒0良馬場は、京都ダート1800mの500万クラスの過去10年間の平均勝ち時計が1分53秒6良馬場ですから、なかなか優秀な時計と言えます。
 元々、脚抜きの良い重馬場でしたが、このコースで1分51秒8で走ったことがあり、得意なコースであると言えるでしょう。

 もっとも今回も道中はラチ沿いの最短コースを回ってのもので、若干割り引いて考える必要がありますが、それでもいずれこのコースで500万クラスを脱出することは可能と思える走破時計です。

●レース後の騎手・調教師のコメント

チャーミングシチー(4着)

 「内々をロスなく運んで、直線もジワジワと伸びてくれました。よく頑張ってくれましたよ。」(太宰啓介騎手・競馬ブック)

●専門誌のレース評価

チャーミングシチー(4着)

 「直線では勝ち馬に先を越され、それを追う形に。ジリジリとだが脚を伸ばす。」(競馬ブック)

●今後の展望

 地方の砂も合いますし、京都コースも合うようですので、なんとか昇級にメドが立ったと言えそうです。そして何よりレース直前に強く追われているにもかかわらず、馬体重430キロ台を維持できているところが素晴らしく、成長を感じます。肉体面の成長もありますが、精神面でも成長しているのではないでしょうか。

 以前は少し強く追い切るとすぐに飼い葉が細くなる為に、レース前は一杯に追えず、軽めの調教しかできませんでした。レース前に上記で書きましたように、前走前も今回も直前の追い切りは一杯に追われています。これは、動き云々ということよりも大切なことで、調子が非常に良いことを物語っています。

 そこまで書いておきながら、中央での近走の着順から、全く今回の好走を予測できませんでしたが、とにかく嬉しい限りです。


 前走時も書きましたが、偶然でもなんとか500万クラスを勝ち上がれば、1000万クラスにはハンデ戦があります。今回の走破時計なら、軽ハンデですと1000万クラスでも掲示板なんてことがあるかも知れません。前走で1度潰えた野望が再燃してきました。

●最後に

 今回の好走は、半ば諦めムードだった我々チャーミングシチーの保護者に大きな希望を復活させてくれるものであり、いよいよ500万クラスの突破も薄っすらとながら見えてきました。

 そうは言ってもまだまだ展開に恵まれたことと、最短距離を走ってのもので、なかなかすぐには順番は回ってこないでしょう。しかし、次走からも常に一発の期待を持たせてくれますし、本当に出走レースが楽しみになりました。

 今回の本賞金加算で、チャーミングシチーの中央での獲得本賞金は1070万になり、ようやく1000万円の壁を超えました。次に目指すは私の最低ラインである、募集価格1200万円を超えることです。


 一時期低迷していたアイオロスシチーといい、このチャーミングシチーといい、愛馬の復活は本当に嬉しいものです。いや、チャーミングシチーは復活というよりは、成長による能力の発揮でしょうか。

 今回はいろんな面において非常に恵まれたレースであり、次走はまた7、8着になると思いますが、どこかでまた大駆けしてくれるかと思うとワクワクします。

 とにかくいつまでも無事に走り続けて、シチー軍団の先輩アライブシチーなどのように、500万クラスでも40戦も50戦も走って欲しいですね。

 頑張れチャーミングシチー!!
2009年10月14日作成 16日、17日、19日加筆
チャーミングシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2009年 9月24日 第18戦 JRA指定交流 長月特別 笠松ダ1800m (4着2番人気

2009年 7月26日 第17戦 足立山特別 500万 小倉芝1800m (11着/11番人気)

2009年 7月12日 第16戦 500万 阪神ダ1800m (15着/13番人気)

2009年 4月26日 第15戦 500万 京都ダ1800m (11着/13番人気)

2009年 4月 5日 第14戦 500万 阪神ダ1800m (13着/13番人気)

2008年10月25日 第13戦 500万 京都ダ1800m 牝馬限定戦 (7着/9番人気)

2008年10月15日 第12戦 JRA指定交流 三番叟特別 笠松ダ1400m (3着/5番人気)

2008年 6月 8日 第11戦 500万 中京芝1800m 牝馬限定戦 (12着/14番人気)

2008年 4月13日 第10戦 忘れな草賞 3歳オープン 阪神芝2000m 牝馬限定戦 (12着/16番人気) 写真多数付き 現地レポ 

2008年 3月23日 第9戦 3歳500万 阪神ダ1800m (8着/11番人気) 写真多数付き 現地レポ

2008年 3月 1日 第8戦 沈丁花賞 3歳500万 中京ダ1700m (8着/8番人気)

2008年 2月 2日 第7戦 つばき賞 3歳500万 京都芝1800m (12着/11番人気)

2008年 1月 6日 第6戦 福寿草特別 3歳500万 京都芝2000m (13着/14番人気) 写真多数付き 現地レポ

2007年12月15日 第5戦 2歳未勝利 中京ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)

2007年11月23日 第4戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (3着/8番人気)

2007年10月28日 第3戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (14着/6番人気)

2007年 9月29日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (5着/4番人気) 写真多数付き 現地レポ

2007年 9月 9日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 阪神芝1800m (2着/9番人気) 写真多数付き 現地レポ

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